ダイヤモンド
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取り扱い&お手入れ法

「ダイヤモンドは地球上で一番硬い物質だから、どんなに乱暴に取り扱っても大丈夫」と誤解している人も多いようですが、実際にはダイヤモンドは割れることも、欠けることもあります。正しい取り扱い&お手入れ法で、ダイヤモンドの永遠の輝きを守りましょう。

保管 & 着用中
貴重品なので、取り扱いは慎重に!

ダイヤモンドには油脂汚れがつきやすく、硬いゆえに、衝撃に弱い一面も持っています。
身に付けたまま家事や作業をすると、油脂がついて光沢が失われたり、硬いものに当たって欠けてしまったりする危険が伴います。綺麗な状態を保つため、出来ることなら、はずして作業することをお勧めします。

ダイヤモンドは物質の中で最も硬いものですが、同じ宝石どうし傷つけあったり、よりやわらかい宝石や貴金属の地金の部分を傷つけるかもしれません。保管の際は、指輪どうし、宝石どうしがぶつかり合わないように注意しましょう。貴金属の地金に部分は特にやわらかいので、傷がつきやすいのです。

宝飾品はダイヤに限らず、小さなものが多いため、色々なとこに置いて紛失してしまうことがあるようです。保管場所を決め、しまう癖をつけたほうが良いでしょう。


日頃のお手入れ
気をつけていても、ダイヤモンドには油脂汚れがつきやすく、手入れしないと最高品質のダイヤモンドでも驚くほど輝かなくなってしまいます。こまめなお手入れを心がけてください。

着用後は、ほこりのついていない柔らかい布等で乾拭きして、宝石がゆるんだりしていないかをチェックしてから保管しましょう。
※着用により、皮脂で汚れたり、化粧品がついたり、何かにぶつけていたりすることがあります。

留めた石の裏側や細かな場所は、ぬるま湯に中性洗剤か石鹸を溶かして、柔らかな絵筆か歯ブラシを使って、こまめにクリーニングしましょう。

※手元はできるだけ明るくし、間違って落としても大丈夫なよう、柔らかいものの上でやること。水を使うとき、流しの排水口はあけたままにしないで下さい。また、ストープやガス台など火の気のそばで取り扱いは避けましょう。



定期点検
最近は、無料でクリーニングを行ってくれるお店も増えています。
クリーニングも兼ね、6ヶ月から1年くらいで定期的に点検を受けることをおすすめします。

つめがゆるんでいたりして、大切な宝石を落としてしまうことも考えられます。時期がこなくても、普段の着用で傷がついたり指輪が変形したり、ぶつけたりした場合は、専門家の点検をうけるといいでしょう。
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