ローレライは「お金」を、ドロシーは「いい男」を求めて旅するミュージカルコメディーです。
ドロシーに「お金」で男を判断するのはどうか、とたしなめられると「だって、お金が無い人だとお金の事が心配で愛するところまでエネルギーを注げないでしょ」と言うローレライ。
一見、酷に見えますが、金銭感覚があまりに違いすぎると上手くいきにくいのは事実です。
そして、こんな台詞もマリリン演じるローレライの口から出るととてもチャーミングです。
ローレライは最初からお金!お金!と言っていたのでラストでは真実の愛を見つけるというよくありそうなパターンかと思いきや最後までお金を求めそれでハッピーエンドを迎えるこの映画。
ありがちな建て前などがなく新鮮で楽しい映画です。
そして最高のダンスと歌。「Diamond is my freiend」の歌の中で゛ねえ、ハリー・ウィンストン、ダイヤモンドのこと、何でもいいから教えて・・・゛と歌っています。
この映画の中にはマリリンの素直な可愛らしさが溢れています。
また、身につけている衣装やジュエリーも素敵です。
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