エリザベス1世は、偉大な統治者であると同時に、時代のファッション・リーダーでもありました。アクセサリーも膨大な数を所有、パールのアクセサリーだけでも300種類以上!そういえば、映画の中でもパール(本物かどうかは定かではありませんが)がたくさん使われてますね。ドレスにも、本物のジュエリーが一面にちりばめられていたといいます。豪華ではありますが・・・・やっぱり動きにくそう!
先ほど、「眉は脱色、生え際も剃っていた」と書きましたが、これもれっきとしたおしゃれ法だったのです。この頃、「広い額=美人」というおしゃれ概念があったのです。平安時代の「長い髪=セクシー」みたいなもんでしょうか?というわけで、前髪の生え際を剃り上げたり、眉をそり落としたりして、少しでも額を広く見せようとしてたのです。そしてその広く(見える)額に、パールなどのジュエリーで飾りつけるのが、貴婦人のおしゃれだったのです。
映画『エリザベス』の感想に、「眉が薄かった」と皆さん必ず描きますが・・・・あれは当時最高のおしゃれを再現してたのですね(笑)。
ラストシーンの真っ白なお顔はおいといて、おしろいの厚塗りもエリザベス1世のおしゃれでした。なんとワイン洗顔なども行っていたそうです、何てゼイタク。美白の先頭を切ってたのね、女王サマ^^;。
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