カラーストーン
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トルマリン
トルマリンリング写真
硬度 比重 屈折率
7〜7.5 3.0〜3.3 1.54〜1.65

和名 電気石
無色、青、緑、ピンク、赤など
宝石ことば 寛大、思慮深さ、貞節
備考 10月の誕生石

無色から黒色まですべての色がそろっているといわれるほど、カラーバリエーションの豊かなトルマリン。しかも同じ色といっても一つ一つ色合いが微妙に異なっているのです。「電気石」と呼ばれるように、熱を加えると電気を帯びる不思議な石。


カラーバリエーション
トルマリンは、非常に多彩な宝石として有名です。

内包物にマンガンが含まれると、赤色からピンク色を帯びます。 鉄とチタンを内包すると黄色に、二価鉄や三価鉄の場合は青を帯びた色合いになります。
酸化クロム(エメラルドの緑色の素)を含むと、美しい緑色に染まります。

最も一般的な色はグリーンですが、ピンクトルマリンも幅広く人気があります。

ルベライト ★ルベライト

「ルベライト」とは、ラテン語で赤を意味する語に由来しています。トルマリンにうち、ピンクや赤の石をさしますが、特にルビーレッドの石が高く評価されています。
インディゴトルマリン ★インディゴライト

ブルーの中では、インディゴと呼ばれるカラーが美しさと希少性を兼ね備えた石として特別視されています。ややグリーンみががかったブルーが特徴です。
パライバトルマリン ★パライバトルマリン

1980年代末、ブラジルのパライバで発見された、銅を含むトルマリン。ネオンのような冴え冴えとした色合いで、一躍人気を博しました。

大変な希少価値があり、財産価値もうさぎのぼりの状態です。

※「パライバ・トルマリン」という名前はあくまでもコマーシャル・ネームです。



パーティ・カラード・トルマリン
バイカラートルマリン一つの結晶の中で、明瞭な境界線を持って色が部分的に異なる宝石をパーティ・カラード・ストーン」といい、 2色なら「バイカラー」呼ばれます。

トルマリンでは、緑色と赤色のパートィ・カラードや、スイカのように周囲が緑色で中心部が赤色のウォーターメロントルマリンが有名です。

バイカラー・トルマリンに関しては、ブラジルやナイジェリア、アメリカなどで少量が産出されるだけなので、今後も財産的な価値は上がると見られています。


産地

単色のトルマリンは、ブラジルをはじめ、スリランカ、ミャンマー、ロシア、マダガスカル、アメリカなど各地で産出されていますが、ブラジルが質・量とともに主産地をいえるでしょう。また、エメラルドを想わせる美しい緑色のトルマリンはタンザニアで産出します。

バイカラー・トルマリンに関しては、ブラジルやナイジェリア、アメリカなどで少量が産出されるのみです。



トルマリンの品質
トルマリンは、大粒でてり(輝き)の良い、包有物の少ないものが評価されます。 色が濃すぎると黒味が増して濁った印象になりますので、透明感のあるやや淡めの石を選んだ方がいいでしょう。

パーティ・カラード・トルマリンに関しては、バランスよく、二色のコントラストがとれているものが高く評価されます。一方の色みが強すぎるものはあまり良くありません。

トルマリンの中でも、特にパライバトルマリンが高い評価を受けています。


トルマリンのエンハンスメント
ブルーやグリーンのトルマリンは濃すぎるため、一般に加熱によるエンハンスメント(品質改良)により、明るい色に整えられます。

パライバ産のトルマリンも、加熱によって余分な色みが取り除かれ、ネオンのような独特の色になります。

最近では、レッドとピンクを照射によって濃色にする方法も頻繁に行われています。

 

トリマリンは、カラーコーディネートを楽しむのにピッタリな宝石です。自分にピッタリの色を選べるのはもちろん、洋服によってつけかえてみるのもよいでしょう。特に、パーティ・カラードの石は、同時に2色以上のカラーを楽しめます。

トルマリンは、ルビーやサファイアなどよりも比較的求めやすい値段で、大きな石が手に入りますので、カジュアルなファッションを楽しむ際のアクセサリーとしても重宝できます。


取り扱い
トルマリンは熱したり、強くこすったりすると帯電して、埃を吸い寄せる性質がありますので、こまめに手入れしてください。また、硬度はそんなに低くないのですが、じん性(ねばり強さ)が低いので、もろくて壊れやすいので取り扱いには注意が必要です。
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