美しい宝石たちも、それぞれ弱点を持っています。せっかくのジュエリーをだめにしないためにも・・・・、大切に扱ってあげてください。
熱に注意したいのは・・・
ほとんどの宝石は、数百度の熱を受けない限り問題はないのですが、特にオパールは気をつけて。 石の中の水分が蒸発して、割れてしまうことがあります。
酸に注意したいのは・・・
真珠やさんごなどの有機質の宝石。真珠の主成分である炭酸カルシウムは、酸にあうと容易にとけてしまいます。ヘアスプレーや除光液、香水、またドレッシングやマヨネーズなどにも気をつけましょう。
汗も酸性ですので、真夏の使用は控えた方が無難です。意外と見落としがちなのが水道水。水道水に含まれる消毒液が酸性ですのでご注意を。
超音洗浄に注意したいのは・・・
エメラルド、オパール、ペリドット、ムーンストーン、トパーズ、真珠、トルコ石など。宝石をきれいに洗うための超音洗浄ですが、これらの石には要注意。石が割れてしまったり、色が変わってしまったり、かえって汚れが染み込んでしまったりします。
衝撃に特に注意したいのは・・・
エメラルド、オパール、トルコ石、トパーズなど。かたいものにぶつけないように気をつけましょう。
砂やほこりに注意したいのは・・・
オパール、トルマリン、真珠、さんごなど。トルマリンは「電気石」という名の通り、電気をおびていてほこりをひきつけやすいので、こまめにふいてあげましょう。砂には硬度7ほどもある石英が混じっているので、それ以下のやわらかな石だと傷がついてしまいます。
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