ヴィヴィアン・リーは、この『風と共にさりぬ』と、後に『欲望という名の電車』で2度、アカデミー主演女優賞に輝いております。美貌だけでなく、ちゃーんと演技力も備わった女優さんなんですねぇ。
では、『風と共に去りぬ』でオスカーを手にしたときの装いに焦点を当ててみましょう。
会場には、真っ白なふわふわもこもこのアーミン毛皮のコートをはおっての登場。むむむ、いきなり大女優の貫禄です。コートの下には、シックな花柄のドレスで、露出度もかなり高め。大きく開いた胸元には、アメシストのファセット・カットのペンダントが。カラーストーンをあしらった大ぶりのアンティーク・ブレスレットもつけています。スカーレットのような豪華なコスチュームもすてきですが、素肌におおぶりの一つ石、というのも良いですね。まさに女盛りの輝き、へんにこてこてと飾るより、よりいっそう美しさをひきたててくれます!
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