3月−アクアマリン
aquamarine

ラテン語でアクアは水、マリンは海。新約聖書にも登場するアクアマリン、今からおよそ2000年前にローマ人によって名づけられました。伝説によると、波にさらわれて浜辺に打ち寄せられた、海の精の宝物。 古代ローマでは、月の女神ディアナの石とされています。
夜の光をうけると、妖しくきらめく、別名「夜の宝石の女王」。
澄んだ海の色が醸し出す安らかなイメージによって、昔から航海安全のお守りとして身につけられてきました。
この石を「瞑想の石」を言ったのは、レイーラ・ヒュイット。彼によると、「人の魂が自分自身に浸りこみ、自然界の美しさを感じさせ、人の生命の平安さを確かめてくれる軽さがある」という、アクアマリン。
意外にも、宝石界で注目を集めるようになったのは90年代に入ってからのこと。クールでピュアな輝きが、知的な現代人にぴったりといえるでしょう。



和名 藍玉
主産地 ブラジル、マダガスカル、インド、ロシア
スリランカ、アメリカなど

淡青色、青色、すみれ色、青緑
宝石ことば 沈着、勇敢

Power

アクアマリンは癒しの石。精神を静め、穏やかで平和な気持ちに導いてくれる。 また、怠け心や愚かさを追い払い、意志力を強めるパワーを持っています。